期間

子供の矯正で、みなさまが興味を持たれる話題の1つである期間についてご説明いたします。

1.動的矯正治療期間(歯を動かす期間)
※一般的に矯正治療の期間と言えば、1の動的矯正治療期間を示す事が多いです。
1の動的矯正治療期間は、2つに分かれます。
動的治療期間→第一期矯正治療期間(子供の歯のみ あるいは子供と大人の歯が混じって生えている時期)(幼稚園児〜小学生)
第二期矯正治療期間(大人の歯が生え揃った後で行う)(中学生、高校生以降)

2.保定期間(動的期間の後で、動かした歯をおさえておく期間)

3.観察期間(歯の生えかわりや成長を見守る期間)

幼稚園〜小学生 子供の矯正 3ヶ月から2年くらい
お子様の症状により期間は変わります。 症状が重かったり、複数の症状がある場合は期間が長くなる傾向があります。
複数の症状とは、、、出っ歯とガタガタなど また、お顔の骨格性要因が絡む出っ歯や受け口(歯だけが原因ではない場合)は矯正治療期間が長くなることがあり、2年以上かかることもあります。

中学生、高校生、成人 1年半〜3年くらい(全体矯正の場合)
お子様の症状や年齢、希望(理想的に治したいか、ある程度良くなることで満足か)で時期や期間は変わってきます。

第一期矯正治療の目的 土台を整える
成長がある時期の矯正治療なので、主に歯ではなく、歯が生えている土台を整えます。
具体的例。狭かったり小さい顎を大きくする。出っ歯や受け口の上と下の顎の大きさのバランスを整える。

第二期矯正治療の目的 歯をまっすぐに並べる
大人の歯が生えそろい、歯並びや咬み合わせを整える。

第一期矯正治療のみで治療が終了する可能性が高い場合

※下記の4つ条件全て満たした場合です。
大人の歯の大きさが標準的である。
大人の歯の数に問題がない。
お顔の骨格に大きな問題がない。
土台を整えることで、自然に大人の歯がよい位置に生えかわる。

第一期と第二期矯正治療が必要になる可能性が高い場合

大人の歯の大きさが大きい。
大人の歯の数が足りない。
お顔の骨格に問題がある。

第二期矯正治療のみになる可能性が高い場合

大人の歯が大きいが、お顔の骨格には問題がない症状。

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