受け口

反対咬合ともいいます。
下の前歯が上の前歯より前にあり、咬み合わせが逆な状態です。 笑った時に下の前歯が目立って見えることが多い歯並びです。


上の前歯が下の前歯の内側に入っている。

3歳〜5歳頃は、ムーシールド機能的矯正装置を使用します。
6歳〜9歳頃は顎外固定装置、機能的矯正装置、マルチブラケット装置などを使用し反対咬合をなおします。
身長の伸びと下顎の成長が関連するため第二次成長期には積極的な治療を行わず成長観察することが多いです。
幼稚園、小学校に第一期矯正治療を行い、16歳頃成長が終了してから第二期矯正治療をすることがあります。骨格性の強い反対咬合は、成長が終了してから矯正歯科治療を開始することもあります。第二期矯正歯科治療では、マルチブラケット装置を使用します。
顎の手術を併用することもあります。

治療例

初診時

上の前歯が下の前歯の内側に入っている。

下の歯に取り外し式の装置を使用。(咬み合わせの高さをあげる装置) 上の歯は前歯4箇所と奥歯2箇所に固定式の装置を使用し、上の歯を表に出しました。

現在

上の前歯が下の前歯より表に出て、上の前歯のでこぼこもなくなり、まっすぐな歯並びになりました。 あとは大人の歯がはえそろったら、第2期治療を開始し、より良い歯並びと咬み合わせにしていきます。

治療の流れに関して詳しく知りたい方は流れをご覧下さい。

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